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チャツネとレリッシュって何が違うの?

Chutney

ニュージーランドで一般的なチャツネとレリッシュ。それぞれどんなもので、どんな料理に使うか知っていますか? 賢く利用してニュージーランドでの食生活を充実させましょう。

チャツネとレリッシュの違いとは?

ニュージーランドのスーパーマーケットへ行くと日本よりもスプレッドの種類が多いことに気が付くはず。日本でスプレッドといえばフルーツジャムやピーナッツバターといった甘いものが主流ですが、ニュージーランドにはSavoryと呼ばれるおかず系スプレッドが豊富にあります。その代表格といえるのがチャツネとレリッシュ。どちらもいわゆる「薬味」でほぼ同じようなものですが、厳密には以下のような違いがあります。

チャツネ/Chutney

インド発祥の薬味・ソースのこと。国によって多少異なりますが、ニュージーランドのチャツネは野菜やフルーツにスパイス、酢、砂糖などを加え、じっくり煮込んで作られます。

レリッシュ/Relish

アメリカを中心とした欧米でよく食されているピクルスの一種です。みじん切りにした野菜にスパイス、酢、砂糖などを加えて軽く煮る、もしくは漬け込んで熟成させて作ります。ただし、じっくり煮たものもレリッシュと呼ぶ場合があります。

チャツネとレリッシュの楽しみ方

サンドッチやパンに塗る

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最もポピュラーな使い方がこちら。サンドッチの薬味にしたり、一口サイズにカットしたパンやクラッカーに塗り、その上にチーズ、ハムなどを乗せると前菜やおつまみにピッタリ。

ステーキや魚料理のソースに使う

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肉とも魚とも相性がよく、ソースとしてマルチに使えます。ミートパイに添えてもおいしいです。

おかず系マフィンの隠し味に

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マフィンミックスに加えて焼くだけで味に深みが生まれます。

サラダドレッシングに

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サラダドレッシングの材料としても大活躍。おすすめドレッシングの一例は、チャツネもしくはレリッシュにオリーブオイル、白ワイン、ビネガーを加えるだけ。マヨネーズと混ぜるのもおすすめです。ヨーグルトやサワークリームとミックスすればディップにも!

野菜炒めの味付けに

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野菜炒めの調味料にも使えます。ほかにシチューなど煮込み料理にプラスしてもいいでしょう。

余った野菜やフルーツで作れる簡単チャツネ&レリッシュレシピ

チャツネやレリッシュはスーパーマーケットで、1瓶NZ$5程度で購入できますが、自宅で簡単に作れるので野菜やフルーツが余った際にトライしてみてはいかがでしょう。今が旬のリンゴと万能的に使えるトマトを使ったレシピをご紹介します。

リンゴのチャツネ

材料

  • リンゴ ⇒ 2個
  • 玉ねぎ ⇒ 1/2個
  • レーズン ⇒ 大さじ1
  • ビネガー ⇒ 大さじ2
  • 砂糖 ⇒ 大さじ2
  • シナモンパウダー ⇒ 少々
  • 塩 ⇒ 少々
  • 水 ⇒ 1/2カップ

作り方

  1. リンゴは芯を取って粗みじんに、玉ねぎはみじん切りにする。
  2. すべての材料を鍋に入れ、強火にして沸騰したら蓋をして中火にし、リンゴが柔らかくなるまで煮ます。次に弱火にして約10分煮ます。
  3. 粗熱が取れたら保存容器に入れて出来上がり。

※好みですりおろした生姜を大さじ1程度入れてもおいしいです。

トマトのレリッシュ

材料

  • トマト ⇒ 2個
  • 玉ねぎ ⇒ 1/4個
  • 砂糖 ⇒ 大さじ1+1/2
  • 白ワイン ⇒ 大さじ1
  • マスタード ⇒ 少々
  • チリパウダー ⇒ 少々
  • 塩 ⇒ 少々

作り方

  1. トマトは湯剥きしてみじん切り、玉ねぎもみじん切りする。
  2. 鍋にすべての材料を入れ、強火にして沸騰したら弱火にし、かき混ぜながらトロッとするまで30分程度煮る。
  3. 粗熱を取って保存容器に入れたら出来上がり。

※好みでニンニクや生姜のすりおろし、またバジルを少々加えてもおいしいです。
※トマトの湯剥きとみじん切りが面倒な場合はトマト缶で代用できます。