ニュージーランドで最も影響力のあるアーティスト、ポップアートの先駆者となったビリー・アップルが亡くなった。享年85歳。
1935年オークランドに生まれたバリー・ベイツは、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて、26歳で「ビリー・アップル」として髪をブリーチし自身をプロデュースした。
1964年にニューヨークへ移住、アンディ・ウォーホールに代表されるポップアートムーブメントに一役買った。
2009年のラジオでのインタビューでは、ウォーホール、ロバート・ラウシェンバーグ、ディビッド・ホックニーなどと過ごした日々について語っている。
彼の作品は、テ・パパ、テート・ブリテン、スコットランド・ナショナル・ギャラリー・オブ・モダンアート、フィラデルフィア美術館、クライスラー美術館、グッゲンハイム美術館などに所蔵されている。
彼の最後の展示会は、ネイピアのMTG ホークスベイにて現在開かれている『Billy Apple:A Brand Looking for a Product Exhibition』で、10月31日まで開催の予定。