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警察犬ダコタの死

テレビシリーズ「Dog Squad」にも何度か登場した人気者、警察犬のダコタが、引退後3週間で死亡した。

ダコタは7歳のジャーマン・シェパードで、2015年4月から今年の1月までウェリントンで勤務していた。そのキャリアの大半をハンドラーのストゥ・ロタさんとペアを組んで仕事をしていた。
このペアはテレビシリーズ「Dog Squad」に4度も登場した。さらにダコタは警察犬協会のカレンダーガールとしても有名だった。ロタさんは昨年ギズボーンに転任し、そこで働いている。3週間前引退したダコタは、ロタさんと暮らすためにギズボーンに移ってきたばかりで、そこでいわゆる「幸せな老後」を過ごすはずだった。ダコタは数年前アジソン病を患っていると診断されたが、薬で抑えられており、警察犬として何の支障もなく勤務していた。悲しみに暮れるロタさんは、「ダコタは家で幸せに過ごしていました。毎日ビーチを散歩して、私の仲間とも楽しくやっていました。私も友人たちも、悲しみでいっぱいです」と胸の内を語る。

彼らペアは、2018年の警察犬チャンピオンシップで国内11位となった。またダコタは年間数100件の事件で活躍していた。