政府は、昨年のアメリカスカップは、ニュージーランド経済に1億ドル以上の効果を与えたと発表した。

貿易の取引協定や、ニュージーランドのプロモーション、などの点でカップは、ニュージーランドにとって非常に成功したイベントであったと2本のレポートで報告された。

独立したある経済コンサルタント会社が、国がチーム・ニュージーランドに投資した費用を評価した。またニュージーランドをカップ開催中にプロモートしていたもう1社は、サンフランシスコでも取引と事業の影響力を査定した。

経済開発局のスティーブ・ジョイスは、チーム・ニュージーランドとルナ・ロッサからの経済的な効果見積もりを、トータルで1億600万ドルと発表した。

さらにレポートでは、カップにより、ビジネス取引に対して2億ドル以上、今後のセールスに対しては1億2,000万ドル以上もの効果があったと報告されている。

カップ開催中、視聴者は最高で8,600万人に至り、メディア面でもニュージーランドプロモーションに大きな功績があったと、ジョイス氏は発表した。

今後、政府がアメリカスカップを支援するかどうかに関しては、チーム・ニュージーランドが、投資対効果の検討書を提出後に決定される予定。