ニュージーランドで活動する警察犬は、今後は防刃ベストを着用する。
このハーネス(胴輪)は、警察官を守る防刃ベストと同様で、動きの速さや攻撃力を妨げることなく、犬たちの体を守るために用いられる。まず10頭がこのベストを着用し、その後3カ月をかけて国内残りの犬達に与えられる。
ウェリントン・ドッグ・セクションのマーク・デイビッドソン巡査部長は、「危険な現場で犯人を追跡する際、多くの容疑者達は、凶器やナイフを持っています。これまで犬達が傷ついたことも何度もあります。私は犬達のためにこのようなベストを、ずっと求めていました」と、この防刃ベストを歓迎するコメントを発表している。
また、作戦展開中も「私は今重要な任務についている警察犬です」と、一目で認識されることにも着目されている。