ニュージーランド準備銀行は昨日政策金利を3%に引き下げ、さらなる通貨安が必要だとコメント。今年少なくともあと1回利下げが行われる可能性は高く、中には2.5%まで下がると予測している経済専門家も少なくない。
海外投資家による住宅高騰に加え、今回の利下げでオークランドの不動産高騰をさらに刺激するという声が高いものの、ビルイングリッシュ財務大臣は、今回の利下げよりも住宅供給不足が問題だとし、政府は外国人投資家の住宅不動産購入に対する制限は必要と理解しながらも、隣国オーストラリアがすでに実施しているような、外国人による既存の住宅不動産の購入への禁止は考えていないようす。