最新の不動産市場データによると、ニュージーランド全土で住宅価格が再び下落傾向にあります。特に、オークランドなどの主要都市部で下落が顕著です。金利の上昇やインフレの影響で、住宅購入者の購買意欲が減退していることが主な要因として挙げられます。
2022年から2023年にかけて、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が金利を引き上げたことで、住宅市場は冷え込みました。2024年には一時的に価格が上昇する兆しが見られましたが、2025年に入り、再び下落傾向が強まっています。
不動産業界の専門家は、今後の経済状況や金利の動向によっては、この下落傾向がさらに続く可能性もあると見ています。住宅購入を検討している人々にとっては、市場の動向を注意深く見守る必要がありそうです。