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タマゴの値段依然として上昇中

ケージ飼いタマゴのスーパーでの販売が禁止され、タマゴの値段は上昇している。

昨年5月と比較して、Countdownスーパーマーケットでのタマゴ1ダースの値段は、NZ$5.5ドルからNZ$9.8ドルへ、PAK'nSAVEではNZ$3.91ドルからNZ$10.49ドルへと急激に値上がりしてる。

ニュージーランド全国を調査した結果、最も値段が安かったのはダニーデンでNZ$7.8ドル、その次はホークスベイのNZ$7.9ドルとなっている。

カフェなどの飲食店にとって、タマゴの値段は死活問題だ。オークランドのグレイリンにあるカフェBread & Butterでは、毎週3,000個~4,000個のタマゴを扱う。

「卸元でもタマゴは品薄で、8箱注文して1箱しか来ない、平飼いのタマゴを注文してもケージ飼いしか来ない、ということもしょっちゅうです」とオーナーのイザベル・パッシュさん。

タマゴ生産者協会のディレクター、マイケル・ブルック氏は、「今年に入ってケージ飼い販売が禁止されてから、状況は徐々によくなっていますが、平飼いタマゴが利用者に十分行き届くようになるには時間がかかります」と語る。

「ウクライナから直接穀物を輸入しているわけではありませんが、ウクライナは穀物市場で重要な役割を果たしています」

えさとなる穀物の値段が高騰していることも影響しているという。