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アーダーン首相 新内閣会議後の最初のプレス発表

新たな内閣の最初の会議後、アーダーン首相はメディアを通じて最初のスピーチを発した。

「私たちは、全てのニュージーランド国民のための政府となります。本日私は、国民のために働くという名誉は、測り知れない責任を負うということを内閣に再認識させました。今後3年間、500万人のチームを率いてゆくことの大切さを決して軽んじるべきではありません」また彼女は、政府は他党ともケースバイケースで協働すると語った。正式な国会の開会は、11月25日水曜日で、スピーカーが選ばれる。

50万票を超える特別投票が集計され、選挙の最終結果として、労働党は50パーセントの票を獲得した。これにより、国民党は2議席を失い、マオリ党と労働党がそれぞれ1つずつ議席を増やした。

今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。

ホークスベイでは、約1万1,000件の求人が出ると予測されている。