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コロナ後に変わった人々の買い物習慣

新型コロナウィルスの蔓延は、多くの企業にとって死刑宣告のようだったが、全ての会社がそうであったわけではない。

消費者の買い物習慣も変わってきている。今年3月に比較して、4月の求職数は37,500件も少ない。これはニュージーランド統計局が仕事数を統計しはじめての20年間で最も大きな落差である。収入が減ったため、雇用に対する不安を抱えた多くの世帯は必然的に支出を控えていた。しかしロックダウン直後には、人々の支出が激しく増えた。この8週間、昨年同時期と比べると、消費者の購買意欲は激しく高まっている。5月の終わりには、消費者一人当たりが一週間に費やすお金はNZ$54ドルで、昨年同時期のNZ$42ドルより増えている。様々な小売店が、この未曽有の事態を乗り越えて、オンライン技術と優れたカスタマーサービスを提供することで生き延びた。

また、ニュージーランド国内の製品を買う動きも高まっており、地元の生産者をサポートしようとする姿勢が消費者に見られる。