ワンガヌイのサージェント・ギャラリーの建物は100年の歴史を持ち、修復のため2014年以降閉鎖されている。
このギャラリーの再開発費用はNZ$49.3ミリオンドルで、2016年に見積もられた金額よりも約NZ$15ミリオンドル上回る。
ワンガヌイ市長のハーミッシュ・マクドゥール氏は、「サージェント・ギャラリーのような大規模開発を請け負う企業が減ってきており、必然的に価格は高くなっています。しかしこの予算オーバーで、計画が白紙に戻ることはありません」と語る。サージェント・ギャラリーのファンドは、いくつかの異なるソースから集められている。プロビンシャル・グロース・ファンドからNZ$12ミリオンドル、文化と遺産省からNZ$10ミリオンドル、その他ロトの地方向け特別基金、サージェント・ギャラリー・トラストへの募金や補助費、ワンガヌイ・カウンセルの長期計画資金など。
ギャラリーが再開した際は、ワンガヌイを訪れる観光客の年間2万2,000人増加およびNZ$11ミリオンドルの地方支援金を生み出すと見積もられている。