政府は、温室効果ガスの排出量を削減するために自動車に対し環境負荷の程度に応じた料金制度を検討している。
ニュージーランドで排出されるCO2温室効果ガス全体の20%は輸送中の排出量であり、そのうちの70%は自動車である。政府は、2021年以降にニュージーランドで最初に登録されたすべての新規および中古の自動車に適用される、クリーンカー基準およびクリーンカー割引を導入することによって、車両排出量を削減するための料金制度の変更を提案している。この場合、新車の低排出ガスまたはゼロエミッションの自動車は最大NZ$8,000ドルの割引になり、ニュージーランドで初めて販売されたときのゼロエミッションの中古車の最高割引はNZ$2,600ドルになる。一方で、環境負荷の大きい自動車の料金は、ニュージーランドで初めて販売された場合、新車でNZ$3,000ドル、中古車でNZ$1,500ドルになる。