環境保護団体のグリンピースによると、6月13日に石油大手OMVの委託で巨大な石油掘削装置(リグ)がニュージーランド沖に到着した。これはラグビーのフィールドサイズ程ある自走式のリグで遠く離れたノルウェーからやって来た。
昨年、ニュージーランドは気候変動に対抗する取り組みの一環として沖合の油田やガス田の新規掘削探査を今後承認しない方針を発表した。化石燃料の使用から脱却し、二酸化炭素の排出量と吸収量のバランスが取れたカーボンニュートラルな経済へ移行するための新たな一歩を踏み出していた。
現状では、既に許可されていた掘削が多くありしばらくは探査が続きそうだ。
