政府は、ホームレスの人々に住宅を提供するために、今年度予算からさらにNZ$94ミリオンドルを投入する。
この予算は、2017年以来720家族を補助してきたHousing Firstプログラムの延長として使用される。この新たな投資により、本プログラムがさらに1000人をサポートできるようになる。
政府は、Housing Firstプログラムに合計でNZ$197ミリオンドルを投資している。このプログラムは、人々に安定した住居を提供するとともに、人がホームレスとなる原因となる問題を早い段階からサポートするのもねらいの一つ。
ホームレスとして路上で生活する期間が長引くほど、メンタルヘルスや、薬物中毒など、多数の複雑な問題を同時に抱える傾向がある。生活の基盤となる住居があれば、メンタルヘルスカウンセリング、健康や社会保障サービス、薬物やアルコール中毒治療のようなサービスも受けやすく、これらの問題にも対処しやすい。
Housing Firstは、現在のところ、オークランド、クライストチャーチ、タウランガ、ハミルトン、ロトルアで運営されているが、ゆくゆくは、ノースランド、ホークスベイ、ウェリントン、ネルソン―マールボロにも拡大する方針である。