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最低時給引き上げに伴いコーヒー代も値上がり

最低時給の引き上げに伴い、今後はコーヒー代やホテルの宿泊代も値上がりすることが予想される。

政府は4月1日から最低時給をこれまでより75セント引き上げNZ16.5ドルとした。約16万4,000人の労働者がこの恩恵を受けた。さらに2021年までには、時給NZ20ドルまで引き上げることを予定している。

国内に31のコーヒーショップを展開するMojo Coffeeは、コーヒー一杯の値段を10セント値上げした。Mojo Coffeeのマーケティング担当者テイ‐ラン・マーク氏は「ショップのお客さまからは、好意的なフィードバックをもらっています。最低賃金の値上げに沿って、今後もコーヒーの価格を随時見直してゆきます」と語る。

ウェリントンに基盤を置くホテルグループVillage Accommodationの60人のスタッフのうち半数はパートタイムだ。宿泊代の値上げは避けられないという。
「もともとの利益もわずかなのです。宿泊代の値上げなしに時給引き上げにかかるコストを補てんするのは不可能です」とマネージャのアダム・カニンガム氏。