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ニュージーランド総選挙 国民党辛勝 そして鍵を握るファースト党

23日投開票されたニュージーランド総選挙の結果は国民党が58議席(得票率46%)、労働党が45議席(36%)、ニュージーランドファースト党は9議席(7.5%)、緑の党は7議席(5.8%)という結果となった。

定員120議席に対し国民党と労働党いずれも過半数を獲得する事が出来ず、連立政権に向けニュージーランドファースト党の支持獲得に向け、両党ともファースト党のウィンストン・ピーターズ党首との連立協議をしていくと発表している。
政治改革を掲げていた緑の党との7議席、そしてファースト党の9議席を得ることで政権交代が実現できると、労働党のジャシンダ・アーダーン党首(37歳)は今回の結果に前向きだ。

ピーターズ党首は過去 国民党と労働党提携経験があり、政界の実力者といわれている。同氏はどちらの党を支持するのかコメントしていないが同氏が鍵を握っているのは確かだ。ピーターズ党首が移民の大幅制限に賛成していることもあり今後の動きに注目が集まる。