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春の荒天、南島から北島へ 大雨警報・強風注意報、ダニーデンでは土のう置き場も開設

南島上空に停滞した前線が北上し、ニュージーランド各地で大雨や強風に見舞われている。気象局メットサービスは10月14日、西海岸南部のブラー地区に、午前8時から午後10時までの14時間にわたるオレンジ級の大雨警報を発令した。前線が同地で停滞しているため、最も影響が大きいとされている。

そのほか、タラナキ山周辺、タララ山脈、西海岸やカンタベリー高地の山岳部、北オタゴ・ダニーデン・クルーサの各地域に大雨注意報が出された。ウェリントンとマールボロ・サウンズでは、14日夜から15日未明にかけてクック海峡を吹き抜ける北風が、露出した場所で暴風に達する恐れがあるとして強風注意報が出ている。15日には前線が北島に移動して広い範囲で雨となり、東側の南島には第二の前線による雨も予想されている。1ニュースの15日夕方の報道では、各地で土砂崩れや路面の冠水が発生していると伝えられた。

ダニーデン市議会は、15日に30〜50ミリの雨が予想されるとして、排水設備の点検や側溝の清掃を実施。セントクレアのダニーデン・アイススタジアム駐車場とモスギール・メモリアル・パークのジム駐車場に、自分で使える土のう置き場を開設した。雨は15日早朝が最も強いと見られ、注意報が警報に引き上げられる可能性もあると市は説明している。住民には、詰まった排水口のゴミを歩道に出しておくよう呼びかけている。

メットサービスによると、不安定な天気は直前の暖かい日々に続く春特有のもので、16日(金)午後には低気圧が北東へ抜け、大半の地域で落ち着く見通しだ。外出や運転の際は最新の気象情報を確認し、特に河川や山間部の道路では注意が必要となる。