ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

オークランドとノースランド5人に2人の子供が5歳までに虫歯に

最近の調査で、オークランドとノースランドでは、5人に2人の割合で子供たちが、5歳になるまでに、虫歯、歯抜け、歯に詰め物など歯の健康に問題を持つと判明した。

マオリとパシフィカの子供たちに限って言えば、59%と65%、また貧困層の子供たちは、60%と極めて高い確率となっている。海外との比較では、英国が25%、ウェールズ35%、オーストラリアのクィーンズタウンでは34%となっている。同調査では、怪我などで病院に搬送された経験のある子どもたちは、就学時を迎えると歯の健康状態が不良化する確率が高いこともわかった。またノースランドの虫歯率が高いのは、水道水の中のフッ素添加水の欠乏が一因ともされている。

この調査を率いたニュージーランド・メディカル・ジャーナル オークランド大学では、虫歯予防の大切さを周知するキャンペーンの必要性を訴えている。