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増えるゴミの不法投棄

オークランドでは過去12か月で、ゴミの不法投棄に対して罰金を科した件数が2倍になった。

昨年オークランド市長のフィル・ゴフ氏は、ゴミ不法投棄対策を強化し報告ホットラインの立ち上げ、調査や監視費用として、2万ドルを追加した。罰金を科した件数は、90件から186件と増加している。オークランドでは不法投棄問題を長期に渡り悩まされている。ゴフ市長は、「ゴミを正しく処分しないことは、怠慢で責任の欠落した行為。公道へポイ捨てされるゴミは、市民の税金を使って取り除かれるという事実を周知させたい」と、取り組みに対する熱意を語った。昨年だけをみても、不法投棄されたゴミの処分に税金からNZ$1ミリオンドルが費やされている。企業ぐるみの不法投棄もあり、3企業が法廷で訴えられている。また、常習的に不法投棄を繰り返す会社もある。この会社は、土壌とコンクリートを、マンゲアで3度に渡り投棄したことが見付かり、NZ$3,500ドルの罰金と投棄したゴミの処理費支払いを申し渡された。