コーファイの咲く季節の訪れとともに、首都ウェリントンには、ニュージーランド在来の鳥トゥイが、住宅地の庭の木に群がるのが見られるようになった。
時には40から50羽が、大きな音を立てながら飛来する。大騒ぎして5分くらい後、また別のコーファイを目指す。
近年ニュージーランド自然保護局は、徹底した外来種の撲滅キャンペーンを行っており、その成果がトゥイの増加をもたらした。今ではこうして、住居エリアで見られるトゥイの数も増した。
今年はコーファイの開花が遅く、えさを求めるトゥイはやや攻撃的になっているという。
トゥイは意外に長距離を飛ぶことができ、カピティ・アイランドからウェリントンへ、満開のコーファイを求めて飛んでくることもある。
トゥイの標的はコーファイが終われば、次はレワレワやフラックスなどの花に移る。