ある調査で、妊娠中一日に牛乳を3杯かそれ以上飲むと、赤ちゃんに鉄分が不足することがあると発表された。
これは、メディカルジャーナルに発表された調査による。
調査グループGrowing Up in New Zealand の長期的な研究調査で、131人の子どもから取った臍帯血サンプルを基にしている。
鉄分は健全な脳の発育に欠かせない栄養だが、牛のミルクはミネラルが少なく、また満腹感を与えるため食欲が抑えられ、鉄分を豊富に含んだ食事をより多く取れない、と調査の中で説明されている。
母乳で赤ちゃんを育てる母親には特に、積極的に鉄分のサプリメントを摂ることを推奨している。
この調査では、妊娠中母親が摂る栄養は、出産と子どもの成長に大きく影響しているという傾向も浮かび上がっている。