130万ドルのドーム型スクリーンを備えた新しいプラネタリウムが、ダニーデンのオタゴ美術館の中心に作られた。同じようなデジタル天体観測ドームは、オークランド、ウェリントン、マウントクックビレッジにも存在するが、オタゴ美術館はその小ささを呼びものにし、差別化を図る。
美術館のど真ん中に据えられたドーム型スクリーンは51席しかなく、国内でも最小で、客席をドームがぐるっと取り囲める。プラネタリウム建築を指揮した1人であるオアナ・ジョーンズ氏は、天井が低い事で、観客は自分も宇宙をさまよっているような感覚になるだろう、とセールスポイントを語る。
コンピュータのプロジェクションシステムが、観客を宇宙空間に漂わせる演出をする。マオリの星座や創造神話も紹介され、来年からは3Dの科学映画も放映される。