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虚偽申告のため、家族をニュージーランドに残して強制送還

フィジーでニュージーランド永住権取得した男性が、強制送還を受けた。 Afroz Khanさん49歳は妻のサポートで永住権を取得したものの、ビザ申請当時は既に離婚していたこと等いくつかの不正が明らかになった。 

その妻とは15年連れ添った結果2001年に離婚。妻と子供はュージーランドに学生ビザで移住し、その後就労ビザで生活をしていた一方、Khanさんはフィジーに残り、2度現地人女性との結婚と離婚を繰り返していた。加えてニュージーランドへの滞在ビザ取得の手段として、既に離婚していたのにもかかわらず、最初の妻との結婚証明書をパートナー証明として利用し、ニュージーランドに短期滞在を繰り返していた。

結局2012年に1番目の妻と再婚したものの、移民局に対し虚偽の申告を繰り返してビザを取得していた事がばれたため、Khanさんに対し強制送還を命じた。Khanさんには妻と2人の娘(26歳と20歳)がニュージーランドで市民権を取得して住んでいる。

そのため、この決定に対して2012年11月に人道に反するとして不服申しだてを出していたが、移民再審裁判所(Tribunal)では虚偽申請は複数回繰り返していることから故意とみなし、例外措置は取れないことで申し出を拒否した。Khanさんの妻は、離婚の事実は知らなかったと訴えている。