南島サウスランド地方にある人気の海辺のキャンプ場「カリオ・ベイ」が、繁忙期の夏の間も閉鎖されたままになる恐れが出ている。1Newsが10月9日、地元民主主義報道(Local Democracy Reporting)の記事をもとに伝えた。
この場所は、絶滅危惧種のヘクターズ・ドルフィン(ホイロイルカ)が暮らす海域や、化石の森で知られる観光地。サウスランド地区議会が所有する土地で、4月から閉鎖されており、議会の報告書によると、長期の賃貸借契約の期限切れが解決されていない。運営を担ってきた「サウス・カトリンズ慈善信託」との20年契約は6月に失効した。同信託は隣接するカフェ兼ビジターセンター「キュリオスケープ」も運営している。
2025年の利用は延べ約1万7300泊で、大半が夏季だった。議会は、この運営形態が財政的に有利ではなかったとしており、昨年度だけで水道、ごみ処理、維持管理、信託への拠出金などに計8万4000ドルを支出したという。土地は議会、休憩棟とキュリオスケープの建物(公衆トイレを含む)は信託の所有と、所有が分かれている点も複雑さを増している。
議会は、①別の運営者を独自に選ぶ、②自動化されたシステムと管理人を置く、③閉鎖を続ける、といった選択肢を検討中。信託も、キュリオスケープの運営者探しにキャンプ場の運営を含めることに同意した。議会は月曜日に臨時会議を開いて協議する予定で、結論が注目される。
