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Yoyoso・Miniso・Aceccoの小売チェーンが清算へ — 負債で運営困難に

オークランドを中心に展開していたアジア系小売・生活雑貨・食品チェーンの Yoyoso・Miniso・Acecco が、運営会社の負債拡大により 清算手続き となりました。これは複数の関連会社が一斉に清算手続きに入ったことを意味します。

清算手続きは2025年12月中に開始され、もともとあった約 8店舗(主にオークランド地域) は、在庫整理のために一部営業を継続しつつも、今月(2026年1月中)にはほとんどが閉店または退去する予定です。

競争環境や消費者の購買行動の変化に対応しきれなかった面があります。

清算人によると、元従業員への未払い賃金・休暇補償・解雇手当などは 約 $217,000(約2000万円強) あり、すでに一部は支払われています。さらに、税務当局(Inland Revenue)への未払い税金(GST・PAYE など)は 約 $940,000 に上ると見られています。保証のない債権者(unsecured creditors)には 少なくとも $2.1 million(約2億1000万円以上) の支払い義務がありますが、清算人は「返済ゼロになる可能性もある」と述べています。

ビジネスコンサルタントは、この清算は 消費者のオンラインショッピングへのシフト によるものだと分析しています。消費者は Temu、AliExpress、Shein などのオンラインプラットフォームで安価な商品を購入する傾向が強まり、実店舗型の雑貨・ノベルティ商品店が厳しい競争にさらされていると指摘されました。

小売業界団体の代表は、「ニュージーランドの小売環境は非常に厳しい」と述べ、他にも EB Games などの全国的チェーンが閉店提案をしている例もあるとして、小売業全体の苦戦を示す事例だとしています。