ノースランドの88歳のビバリー・ジェプソンさんは、午後8時前に自宅の庭の世話をしていてホースにつまずき、コンクリートの歩道に倒れた。
身に着けていたメディカルアラームで救急隊のモニターサービスと連絡が取れ、モニター会社からの報告で隣家の住人であるピーター・ホロウェイさんが枕や毛布などを持ち駆け付け、倒れたビバリーさんに付き添った。
彼女は自身で消防署にも連絡し、8時15分ころには消防隊員がやってきたが、医療機関でない彼らは痛み止めのパナドールを飲ませることしかできなかった。
救急車が到着したのは10時30分ごろで、隣人の介護を受けながらではあるが、ビバリーさんはコンクリートの上に倒れたまま2時間半も激痛に耐えていたことになる。
「パイヒアのセント・ジョン出張所はここからたった5分くらいです。こんなに時間がかかったのはどういうことでしょう」とホロウェイさんは問う。
ビバリーさんはベイオブプレンティ病院に運ばれ、その後ワンガレイ病院で腰の手術を受け、現在はリハビリセンターで回復中だとのこと。