ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

ニュージーランド航空、操縦室の規制を強化

24日に起こったドイツ機墜落事故の原因解明により、機長が操縦室を離れた後、副操縦士が操縦室を故意にロックし降下ボタンを作動した可能性が高い事が音声記録によりわかったとの発表を受け、ニュージーランド航空は操縦室内に2人の乗務員がを常に置くよう直ぐに義務付ける事ことを発表した。

この発表に対し、現地メディアでは操縦室のロックが原因で起こった過去に事故やアメリカでは既にこの義務づけがなされている事を取り上げながら、遅い決断にあるのでは、とコメントをしている。

ニュージーランド航空は昨年5月、パイロット同士の言い争いから、フライト中の副操縦士の休憩後、機長が故意でロックをかけ副操縦士の入室を妨げた事で乗務員の不安を募らせるなどし、結果として飛行時間を遅らせた事件があり、各操縦士は停職処分を受けていた