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レベル4延長 オークランド中小企業の苦しみ

政府は家賃などの援助のために一回限定の助成金を企業に支払う決定をしたが、ロックダウンレベル4の2週間延長が決まったオークランドの多くの企業は、それでは不十分であることを訴えている。

オークランド商工会議所の呼びかけに、2万以上の会社社長から助成金の拡大を求める署名が集まった。

その中の1人、Meltrons社の社長マシュー・コーシャイさん。Meltrons社は、5人の従業員を持つオークランドの会社で、産業用の秤やその他のエンジニアリング機器を販売している。

今回のレベル4ロックダウンは、前回のロックダウンから回復しつつあった業績を再度後退させるものとなった。

「会社の運営ができず、売り上げは80パーセントもダウンしてしまいました。2週間のロックダウンで7月と8月初めの力強い販売結果が相殺されてしまった」とコーシャイさん。

彼自身は政府のロックダウンを支持しており、企業は1,2週間のロックダウンを受け入れるべきだと考えている。しかし、政府のサポートが必要だというのが彼の意見だ。

「政府の給与補助はスタッフの給与をカバーするかしないか程度で、我々オーナーの給与までには至りません。店舗の家賃、設備、保険、その他の様々なコストはどうすればいいのでしょう」

オークランド商工会議所は、会社社長にも給与補助が必要だと発している。