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アンケート オタゴの教師 生徒からの攻撃に危機感

オタゴの15の学校の教師を対象にしたアンケート調査では、教師が5週間で200件を超える身体的、あるいは言葉での暴力を生徒から受けているという結果がでた。

35件の殴打、拳で殴り掛かられたのが15件以上、武器や物を使っての攻撃は15件となっている。言葉で罵られたのが45件、名前を呼び捨てにされたのが25件という結果も出た。1週間で少なくとも攻撃に1回は晒されると感じる教師は141人で、32パーセントは1週間に2回かそれ以上。対象となった学校が、プライマリ、インターメディエイト、そして1校はセカンダリスクールである。調査の結果に対して、Otago Primary Principals' AssosicationのShelley Wilde氏は、「罵る、脅す、物を人に投げる、蹴る、殴る、ツバを吐くというようなことが実際に起こっています。子どもたちは、感情のままに行動して論理的にものを考えていません。このような言動の背景には様々な事情があります。何かに失望している、危険を感じている、空腹のまま学校に来ている、朝イヤなことがあったなど」と説明する。

学校はカウンセリングサービスで、問題を抱える生徒たちをサポートしようと試みているとのこと。