犯罪歴のあるニュージーランド人ビジネスマンが、オーストラリアで脱税とマネーロンダリングの疑いで逮捕された。かつてニュージーランドにて投資会社ブルーチップ社を運営し、現在はシドニーに基盤をおくマイク・ブレイヤー(62歳)は、脱税とマネーロンダリングの容疑でオーストラリア警察に逮捕された12人のうちの1人。オーストラリア証券投資委員会(ASIC)、オーストラリア国税局、およびオーストラリア警察が18ヶ月に渡り調査し、その結果を発表した。ブレイヤーは、犯罪組織のシンジゲートに脱税の仕組みをアドバイスするなどして犯罪に加担し、組織は合計でAU$17ミリオンドル以上もだまし盗った。彼は最高25年の懲役刑に罰せられる。彼がニュージーランドで運営していた不動産投資会社ブルーチップは、2008年投資家への未払い金NZ$84ミリオンドルを計上し倒産、自身は2009年にNZ$230ミリオンドルの負債を抱え自己破産している。
2010年には金融詐欺など34の罪状を申し渡され、NZ$37,500ドルの罰金、75時間のコミュニティワーク、ニュージーランド国内での会社経営、所有を禁じられた。