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ロックダウン中は遊びに行かないで

ロックダウン2週目に入り、アーダーン首相は「エコノミストの予測では、もし国を閉鎖していなければ、現在の4倍の感染者が出ていたということです。

他国に比べ、ニュージーランドの感染ケース数は横ばいで、死亡率がけた違いに低いのも、国民が一致団結して自宅待機しているからです。ニュージーランド人はみんな自分たちを誇りに思うべきです」と、ロックダウンが効果をあげていることを表明している。しかし首相は、健康省のデビッド・クラーク相が、ロックダウン中に自宅からマウンテンバイクで2キロも遠出したことを、「手本となるべき人の行動とは思えない」と激しく非難した。クラーク相は自身の迂闊な行動の過ちを認め、謝罪した。
改めてロックダウンの規則として明確にされたのは次の通り。

  • ニュージーランドに住む全ての人は、現在居住している住まいで自主隔離しなければならない。ただし、生活に欠かせられないと認められた行動は除く。
  • 戸外での運動は、自宅から近い場所にて、他人との間隔を2メートルとって行う。
  • 水泳や水上水中の活動(サーフィン、ボートなど)、狩り、ハイキングなど、参加者の捜索が必要になりうる運動はしてはいけない。
  • 保護者が複数いる子ども(両親が離婚しているなどの場合)、取り決めを行いそれぞれの住居に滞在することが可能。
  • ケアが必要な人(障がいを持つ人や病気の人)が一人で住んでいる場合は、取り決めを行いサポートする人がその人の住居に滞在することが可能。