クライストチャーチの銃撃事件から2ヶ月が経過した今、重傷や事件のショックによる強いストレスを負った被害者達は多く、資金援助が必要な状態が続いている。
襲撃事件後、Givealittle等の活動により、金額で合計およそNZ$19.5ミリオンドルが募金として集められ、資金の内NZ$3ミリオンドルが、家族47世帯及び80人の入院した患者そして経費への支払いに充てられたと発表されたが残金の支払いスケジュールについてはまだ発表されていない。
被害者の中には心的外傷後ストレスから仕事への復帰が不可能となってしまったが、ACCやMSDからの受給基準外が理由で、補償が受けられない人達がいる。ACCの規定では、身体的な怪我ではなく、事件のトラウマで精神的苦痛に対する治療は対象外なのだ。政府はモスク襲撃事件により精神的ダメージにより生活が困難となった犠牲者達に医療保障を受けられるよう特別手配を進めることにした。
生活保障の受給に関しても受給対象外の被害者に対しても特別措置を進めている。