27羽のキウィが、フォックス・グレイシャー近辺に新たに放された。
自然保護局は、マオリのコミュニティの協力を得てフォックス・グレイシャー近辺、ガルト湖畔に若いキウィを放した。
オカリトフォレストのキウィの数を増やすプロジェクトは、この20年間にわたり展開されていた。1995年には160羽しか存在しなかったロウィという種類のキウィは、今や森での生息可能最大数にまで増えた。自然保護局は、キウィの住処となるあらたな地域を探している。この成功は、テクノロジーの発達も大きく影響している。人海戦術だったこのプロジェクトは、今では個体や巣をモニターで監視している。将来は人気のトレッキングコースを歩く人々が、キウィの鳴き声を聞くことができるようになるかもしれない。
タラナキでは、自然保護省による2018-2028キウィ・リカバリー・プラン発表のイベントが開催され、新たに4羽のキウィも放たれる予定。