救急隊員に対する暴力が問題視されている。
St Johnsによると、過去1年でおよそ3000回、救急隊員が救急現場で暴力を受けていることが分かった。うち2/3が言葉の暴力、3割が言葉と身体的暴力を受けていたという。 毎月およそ65回程身体的暴力の報告を受け、うち10名位が重傷で入院や継続的な治療が必要である状況で、トラウマ等精神的事情も含め救急隊員を辞めていく人も少なくは無い。救急患者のおよそ半数が、アルコール摂取や薬物使用者であることもわかっている。
2012年政府は刑事法を改定し、救急サービス隊員への暴力において重大な要因とし判決をより厳しくし、St Johnでも隊員に対し新訓練法や安全法を導入するなど対策を行っている。