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ポッサム毛皮製品に反対するデモ

有害動物の権利の見直しをめぐって、ポッサムの毛皮商品に反対する抗議者3名が、クライストチャーチの歩道でデモを行った。

これらの3人は、Ethical Treatment of Animal(PETA) の抗議者たちで、垂れ幕をかかげて下着姿でAnnah Strettonの店の前に立ち、ポッサムの毛皮の使用を止めるよう訴えた。このデモのまとめ役クレア・フライヤーさんは、衝撃を与えるような視覚的な抗議を行い、人々にファッションとして使用されている毛皮とその動物について気づいてもらうことが目的と語る。

ポッサムは有害動物として分類されているので、動物擁護法でもほとんど保護されていない。
「有害動物であるから、ハンターや捕獲者によって非人道的に殺されていいわけではありません。法によってどう分類されようと、毛皮のために動物たちに苦しみを与えるべきではないのです」
最初のターゲットとなったのは、Annah Strettonであるが、ストアマネージャのアンジェラ・ギルモア氏は、喜んで抗議を受け入れると対応。

「私達は毛皮製品を扱いません。もし扱うとしたら、倫理的な方法で入手したポッサムの毛皮だけです。ポッサムはニュージーランドでは有害動物ですので、ポッサムの毛皮を使用することで、野生の鳥や森を守ることに繋がります」と抗議に回答している。