リクルート会社Frog Recruitmentの調査によると、オークランド以外での雇用を求め他の都市へ移動する能力のある被雇用者が増えていることがわかった。この調査はオークランド拠点とした、ファイナンス、メディア、不動産、飲食業等企業のシニアマネージャーおよそ4万人に対して実施した。
生活費の高騰が要因となり、いまや住宅価格が平均年収の9倍となったオークランドでは、被雇用者が地方へ離れてしまっていることで、有能な人材を確保するのが困難となっている。
オークランドは生活費の高騰以外にも生活上のストレスも雇用に影響がでている。出勤時の渋滞やバスや電車使用のための出社の遅れ等が代表例で、アンケートに回答した半数以上の会社でフレックス制や通勤手当の導入をしているという。