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日焼け・害虫・アレルギーの対策

日焼け Sunburn

ニュージーランドの紫外線は、オゾンホールの影響があり、とても強い。皮膚ガン発生率も他国に比べると非常に高く、特に春から夏にかけては紫外線対策が必要。政府も「Slip、Slop、Slap(長そで シャツを着て、帽子をかぶり、日焼け止めを塗る)」をスローガンに、日焼けへの注意を呼びかけている。日焼け止めローションやクリームは薬局、スーパーマーケットなどでさまざまな種類が用意されている。

害虫 Harmful Insect

ニュージーランドで一番悩まされる害虫がサンドフライ(Sandfly)。ビーチや河原、森などに生息しており、これに刺されると痛がゆさが1週間ほど続く。アレルギー体質の人などは刺された部分が硬くはれたり、熱が出たりするので十分な注意が必要。ブッシュウォークやトランピングなどに行く場合には、虫よけなどを事前に塗っておこう。

なお、サンドフライなどの虫刺されの薬は、ニュージーランドやオーストラリア製の薬の方が、日本のものより効き、代表的なものに、虫よけ剤の「Bushman」、刺された後の塗り薬の「Stop Itch Plus」があり、これらは薬局、スーパーマーケットなどで購入できる。

また夏には家の中にアリが入ってきたり、庭に蚊が発生することも。これらの虫よけ薬も、薬局やスーパーマーケットで販売しており、ニュージーランド産の香取線香も入手できる。

アレルギー Allergy

アレルギーの一種、花粉症はニュージーランドではヘイ・フィーバー(Hay Fever)と呼ばれている。薬局に行けば、処方せんなしでも花粉症を抑える薬が手に入る。薬の種類は、錠剤、目薬、鼻からの吸引タイプなど各種揃っており、GPに行けば花粉症を押さえる予防接種をすることも可能。

花粉症以外に、アトピーやダニなどのアレルギーがあり、中でもぜんそくは、他の国に比べて患者数が多いのが現状。これらのアレルギーはまず最初にGPで診てもらい、専門医が必要なら紹介してもらえる。ボランティア機関、アレジー・ニュージーランド(Allergy New Zealand)のウェブサイト(www.allergy.org.nz)では、ニュージーランド各地のアレルギー専門家の連絡先や、アレルギーの防ぎ方、薬など、アレルギーに関するさまざまな情報が得られる。