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医療費援助サービス

医療費援助サービス

ニュージーランド政府では、医療機関を多く利用する人や低所得者を対象とした医療費の援助サービスを提供している。対象者は原則として、国民または永住権保持者に限られる。また政府機関の1つ、ACC(Accident Compensation Corporation)により、国内で起きた事故に伴う治療費の一部や補償金を負担する制度がある。これは居住者、非居住者にかかわらず、誰にでも適用される。

コミュニティ・サービス・カード 

この国の社会福祉や雇用をサポートするワーク・アンド・インカム・ニュージーランド(Work and Income New Zealand)により中低所得者に与えられるカードで、このカードを提示すると診察代の一部を国が援助してくれる。

例えば、診察代のほか、薬の処方せん料なども割引になる。他にもミニストリー・オブ・ヘルス(Ministry of Health)が過去12カ月以内に12回以上通院すると取得可能なハイ・ユーズ・ヘルス・カード(High Use Health Card)や、同じく過去12カ月に20回以上の処方せんを受けると取得が可能なプリスクリプション・サブシディ・カード(Prescription Subsidy Card)などが発給される。いずれも診察代が割引になったり、処方せん料負担が年最大100ドルまでになるシステム。

コミュニティ・サービス・カードの問い合わせ先

ワーク・アンド・インカム・ニュージーランド
Ph:0800-999-999
www.winz.govt.nz

ミニストリー・オブ・ヘルス
Ph:0800-611-116
www.health.govt.nz