あなたの仰る「金持ち主義」と「博愛主義」という表現は、それぞれの党の経済的・社会的な重点を表す簡潔な表現としてうまいなぁと思いました。
National とLabour では簡単に言えば下記のような政治思想が軸になっているかと思います。
ーNational:(政治思想)中道右派、保守主義、自由主義経済
個人の努力と市場経済を重視し、全体的な経済成長と効率性を追求する傾向が強いため、結果的に富裕層や企業が恩恵を受けやすい政策が多くなります。
ーLabour:(政治思想) 中道左派、社会民主主義
社会全体の公平性や弱者への配慮を重視し、政府の介入を通じて所得再分配や公的サービスの充実を図るため、「博愛主義」的な側面が強く現れます。
ただし、これらの政治思想はあくまで傾向であり、実際には各党とも幅広い国民の支持を得るために、時々の社会情勢や有権者のニーズに応じて政策を調整しています。
また、連立政権を組む際には、他党との間で政策のすり合わせが行われるため、純粋な政治思想通りの政策が実現するわけではないです。