2019年の7月までに賃貸物件すべてに断熱材インストールが義務付けされ
先日うちの家もその工事が行われたのですが
後に、故意に間違った安い断熱材をインストールされたことが発覚しました。
私の住んでいる家のオーナーは海外に住んでいるためにエージェントを通してこのオーガナイズがされたのですが
ふたつの会社の不誠実な行為で再度の入れ替え工事となりました。
まず問題はすべてが私に知らされてなかったことから始まります。
オーナーとそしてエージェント、インストール会社との間で契約が交わされました。
当日の工事は朝7時半から8時半のあいだスタートという予約で、彼らが到着したのは8時でした。
早速準備にとりかかり、私も少しながら家の中に敷くものを広げたり手伝っているところ
外からいきなり怒鳴り声が聞こえてきました。
「きのう準備したときにチェックしなかったのか!?」とか「どうするんだ!!」みたいな会話がふたりの男性の間で交わされていたので
どうしたのか?と気になったのですが、何か忘れ物をして取りに戻るのかな?と、そのときは思っていたんです。
だけど、しばらくヒソヒソ話しの後、断熱材の荷降ろしが始まったので、
忘れてきた機材か道具などを何か違うものでの代用で間に合わせることにしたのだろうと思い、そのときは間に入らなかったんですね、
でも、まさかそれが間違った断熱材だったとは!
今いろいろと思い起こせば、ふたりのおかしな行動も納得できます。
荷降ろししてるときに2色違う色を見ました。
ひとつはきれいなグリーン色、もうひとつは何とも汚いベージュというかオフホワイトというか、
あれが天井裏だったら嫌だなと思っていたら、本当にそうで「ちょっと上下代えてくれない?」という言葉が喉元まで出てきていました。
が、私のテリトリーではないので黙っていましたが、その2色の違う色の断熱材がすごく気になっていました。
なぜならば、素人の私の目で見てもそのベージュ色のは粗悪なものだったので
10時半を過ぎたころエージェントからテキストが入りましたが、もうそのときは工事が終わりかけていて「これから見に行く」とありましたが
業者は次の仕事があるし、私もすぐに出かけなくてはいけなかったので、業者に頼んで写真を撮って送ってもらうよう依頼しました。
が、このときも15分ほど間があってふたりが何か話し込んでたんですね、
今思えば、写真撮りを拒んでいたんだと思います。
間違ったものをインストールし小窓をふさいでしまえば誰も気づかないだろうと思ったのでしょうか?
天井裏に通じる小窓はクローゼットの中にあり、すべて衣類や小物などを出して空にしなくてはなりませんでした。
その部屋はPCやドレッサー、ブックケースなどいわゆるスタディルームで、すべてをシーツで覆い、その準備だけでも半日はかかっています。
その工事のあと数日は化学製品が溶けたような匂いが残り、頭痛もしたので
しばらくはクローゼットのものを戻さず、なるべく換気をし
掃除したあと、やっとすべてをクローゼットに戻した矢先にこのやり直し工事の連絡が来たのです。
後からわかったのですが、インストールされた素材はやはり粗悪なもので、頭痛やかゆみなどの症状が出る最悪なものでした。実際に今その症状が出ています。
一週間後に直接オーナーからメールで問い合わせがきてはじめて知ったことは
天井裏も床下もすべてグリーン色の断熱材(一番質の良い高額なもの)であること。
そして、エージェントは当日の工事の現場に現れてすべてを監督する予定であったこと。
(実際、彼は来てません。というか、監督責任を自分で申し出たらしいのですが、テキスト送ってきた時点ですべて終わってました)
オーナーいわく、このエージェントに後のチェックを依頼したそうなんですが
全く応答がない、と。
なので、支払い前に私に確認の連絡が来たというわけです。
「すべてグリーン色でインストールされているかどうか」
嫌々ながらにも一度ふさいだ小窓を開けて写真を撮ってもらったときに、私もたまたまおいてあった小窓の裏側に張ってある断熱材の写真を撮っていました。
これをオーナーに送ったところ、激怒と共に即刻の入れ替え工事をするように依頼した、と返事がきました。
おかしいですよね?!
彼女ははじめてそのベージュの断熱材を見た様子、だったら業者が撮ったその写真はオーナーには送られてないってことです。
エージェントには送ったかもしれないけど、彼は監督しなければならなかった義務を果たしていません。自分から言い出しておいて無責任にも程があります。
彼が前日に当日の工事時間を確認し、現場に現れてスタート前にすべてをチェック、オッケーのサインを出していれば今回の大事にはならなかったわけです。
このふたつの会社の隠し合いが発覚するのを遅らせました。一週間後です。
不正直な無責任な行為が再びの工事に至ったわけです。
先日CAB にも行って相談したところ、話しを聞いてくれた女性もこの件にはすごく驚いていました。
それで実際にエージェントと電話で話してもらったのですが、すべてを human error で片付けようとしていたのには私もびっくりしました。
compensation もありかとアドバイスされたのですが、これを聞くとエージェントは電話口で高笑いしていましたが
私も「はい、そうですか」とすべてを簡単に片付けるつもりはありません、
時間の無駄かもしれませんが、、
今後、同じ工事を予定されているオーナーの方々などに今回の件は知っておいて欲しいと思いました。
不誠実な仕事内容をしておきながら、それでも堂々と高額な請求をする悪質な業者がいることを。
以前の工事は約3時間かかっています。この粗悪な断熱材をどうやって天井裏から運び出すのか、そしてその後の健康状態とかの心配、。。
再びの入れ替え工事でまたその準備をしなければならないことなど、精神的にすごくまいっています、。。
もし同じような経験をされた方などいらっしゃいましたら、その後の対処方法などシェアしていただけると救われます。