移民の従業員に長時間の労働を要請していたタウマラヌイのあるカフェに対して、NZ$9万ドルの罰金が申し渡された。
労働監査の調査で、The Bakehouse Cafeの二人の従業員が、最低賃金以下の給与で週によると80時間も働いていたことが明るみに出た。雇用法廷は、従業員にNZ$2万ドルの賠償金と、NZ$7万ドルの罰金の支払いをカフェのオーナー夫妻に申し渡した。
労働監査のナショナル・マネージャは、「この2人の従業員は、この地に住み始めて間がない上に、英語を母国語とせず、そして助けを求めるネットワークも持っていませんでした。オーナーは、ニュージーランドの雇用法の下で、彼らの権利が正しく適応されていないことを認識しており、法律を破ったのです」と、弱い立場の者を不当に扱う雇用主を糾弾している。
今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。
ホークスベイでは、約1万1,000件の求人が出ると予測されている。
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