政府はラグビーワールドカップによる大きな収益を見込んでいるが、準備銀行はこれには懐疑的だ。
ワールドカップ大使のMurray McCully氏は、このイベントがもたらす大きな利益に期待を寄せている。ニュージーランドのよい特質が注目されることにより、ビジネスチャンスが増えるという見解だ。
しかし準備銀行は、長期的に見て、収益が望めるかには疑問を持っている。
国際的な調査からしても、カップ開催中の経済的効果に対しては、あまり楽観的になるべきではない、というのがシニアエコノミストのMichael Reddell氏の考えだ。
ニュージーランドドルが高いのも、収益増加を困難にしている要因の一つであるという。