ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

ワイオウルの火災が2800ヘクタールに拡大 強風で消火ヘリが飛べず、周辺住民に屋内退避の呼びかけ

北島中部ワイオウルの軍演習場で発生した火災が拡大している。RNZによると、10月27日朝の時点で火災は約2800ヘクタールに広がり、周囲の長さは31キロに及んだ。26日(月)の報道では約230ヘクタール、鎮火まで24時間程度とされていたが、強風にあおられて被害面積は大幅に増えた。

火災は国防軍の実弾射撃訓練で発生したとされる。いったん制御・消火されたものの、月曜朝に再燃したという。地上では5つの消防隊が消火にあたったが、強風のため6機の散水ヘリが一時飛行を見合わせた。煙は低く垂れ込めてオヒネワイルアやモアワンゴの地域に流れ込み、ニュージーランド消防緊急対応庁(FENZ)は住民に屋内にとどまり、窓とドアを閉めるよう呼びかけた。国防軍は、鎮火は火曜夕方までかかる可能性があるとしている。

強風は各地で火災の被害を広げた。セントラル・オタゴのロクスバラでは、午後2時45分ごろに木々から出火したとみられる火災で、ラディスミス・ロード周辺の6世帯が避難し、約220軒で安全のため停電した。火曜朝までに停電は35軒を残して復旧し、一晩続いた雨が火を消し止めたとセントラル・オタゴのタマー・アリー市長は述べた。最後の避難者も帰宅の途についている。サウスランドでも、日曜午後にセンター・ヒル地区の高地で出火した火災が約80ヘクタールを焼いた。

強風は今後収まる見通しだが、気温の変動が大きい寒い天気が続くとの予報で、火の取り扱いや天候の変化に引き続き注意が必要だ。