ニュージーランドでは9月27日(日)からデイライト・セービング(夏時間)が始まる。27日午前2時に時計が1時間進められて午前3時となるため、睡眠時間は1時間短くなるが、夏に向けて夕方の明るい時間が長くなる。覚え方は「スプリング・フォワード、フォール・バック(春は進め、秋は戻す)」だ。
夏時間は毎年9月の最終日曜日に始まり、4月の第1日曜日午前3時に終了する。期間は約27週間で、今季は2027年4月4日(日)までとなる。NZで初めて正式に導入されたのは1927年で、昆虫学者ジョージ・ハドソンが夕方の日照時間を増やすため時計を進めることを提案したのが始まりとされる。その後一時中断されたが、1970年代の世界的なエネルギー危機の際に節電策として再導入され、現在の日程は2007年から続いている。
スマートフォンやパソコンなど通信機能を持つ機器の多くは自動で時刻が切り替わるが、念のため設定を確認するよう呼びかけられている。家電や腕時計、車の時計などは手動での変更が必要な場合が多い。
また、消防・緊急サービス(FENZ)は、時計の切り替えに合わせて火災警報器の点検をするよう呼びかけている。担当者によると、火災による死者の2人に1人は60歳以上で、この年齢層が関わる死亡火災は過去5年間増加傾向にあるという。住宅火災では生存可能な時間はわずか3分ほどとされ、寝室や廊下、居間への設置に加え、製造から10年を過ぎた警報器は交換するよう求めている。高齢の家族や近所の人の警報器もあわせて確認してほしいとしている。
