オークランドの公衆衛生当局によると、8月9日から16日の1週間で、市内4病院に急性重症呼吸器疾患(SARI)で入院した患者数は177人にのぼり、前週の125人から大幅に増加した。
この週間入院率はオークランドにとって2015年以来、10年ぶりの高水準だという。
年齢別では0~4歳の乳幼児と65歳以上の高齢者の入院が特に多く、集中治療室(ICU)に入った患者でも乳幼児が最も多い年齢層となっている。地域で流行しているウイルスは主にA型インフルエンザのH3N2、いわゆる「サブクレードK」株で、今年に入り欧州でも大きな流行を引き起こしたタイプとされる。
専門家は今シーズンの流行が例年より遅れて到来したことも指摘しており、病院の医療体制への負荷が懸念されている。当局は高齢者や乳幼児のいる家庭を中心に、予防接種や体調不良時の早めの受診を呼びかけている。
