ロトルア住民に愛されている犬の像が、台から切断され何者かによって盗まれた。
この像のモデル野良犬のハラウェネは、ロトルアのステートハイウェイ3に連なるTe Ngae Roadをさまよっていた。
臆病で誰も触ることができなかった犬だが、地元の住民が与えるエサを食べていた。2008年に彼女が死んだとき、人々は彼女の像を建てることを決めた。
像を建てるときに資金集めに奔走したフィオナ・カインさんは、「売ってお金にしようと誰かが盗んだのでしょうが、ブロンズ像の中は空洞で価値はありません。多くの住民が怒っています」と憤りを表している。
「ある女性の小さな息子は、この道を通るたびに犬の像に手を振っていました。彼女の方はもちろん本物のハラウェネが生きていた時のことを覚えています」と、この小さな像が住民に与えていた喜びを語る。
警察では目撃者の情報を収集している。