クリスマスも近づき、ニュージーランドではツリーとして使う生木の販売がところどころで見られるようになった。
カンタベリー北部の生木生産者、アンドリュー・マックアリスターさんが運営するNeedle Fresh Christmas Treesは、8~10ヘクタールの敷地にモントレーマツを育て、販売している。
「毎年新しく植えて、毎年収穫しますが、だいたい2万から2万5,000本を常時育てています。クリスマス前の収穫時には、数千本を販売しますね」とマックアリスターさん。
現在マックアリスターさん家族は、クライストチャーチのパパヌイ、リンウッドにて毎日ツリーを販売する。
ツリーとして適切な高さに育つには4年かかる。
長く商売を続ける彼には、10年以上も毎年ツリーを買いにくる得意客も多いが、今年の売れ行きは今のところ思わしくないそうだ。
「コロナ禍の終息時には、沈んだ気持ちを盛り上げるためか多くのお客さまが来てくれましたが、今シーズンは例年より静かです。物価高で生活が楽ではないからかもしれません」
マックアリスターさんは、180cm~200mのツリーを約NZ$40~NZ$50で販売している。
「良心的な値段で売りたいと思っています。オークランドで売られている値段のおよそ半分ではないでしょうか?」