カイコヘに住む80歳のアーノルド・カルニンスさんは、火事で住む家を失った。避難する際に持ち出せたのは、着ていた服と3匹の子犬だけだった。
アーノルドさんは、焼けてしまった自宅の敷地から動きたくない。少し前に温水器シリンダーを盗まれたからだ。
これ以上泥棒に何かを盗まれないように、彼は物置き小屋の床にマットレスをひいて寝ている。電気も水もない物置き小屋は、寒く湿っている。
幸い息子のリモさんが、現在庭にキャビンを手配中だ。
また家の隣に止めていた4輪駆動車も壊れてしまったため、今は移動は友達頼み。
アーノルドさんのために、Givealittleのページが立ち上げられ、3日間で600人以上の人たちからNZ$28,000ドルが集まった。多くの募金は、温かいメッセージが添えられていた。
地元の住民は、食べ物、毛布、洋服、キャンプ用冷蔵庫などを持ってきてくれた。
「多くの人たちからの親切に、心から感謝します。見知らぬ人からの優しさに、正直少し戸惑っていますが、本当に助かります」とアーノルドさん。