ワンガヌイ郊外にある小さな町マックスウェルの名前を、パケハが住み着く以前のマオリ名パカラカに戻す検討がされている。
マックスウェルは、スコットランド人ジョージ・マックスウェルにちなんだ名で、彼はニュージーランド戦争中の悪名高い事件、1868年のハンドレイの羊小屋事件の関係者だ。
パケハの記録ではこの事件で2人のマオリ少年が殺されたとされているが、マオリのイウィの認識では虐殺ともいえる事態であったとされている。
これにより、マックスウェルという名前はふさわしくないというのが町の名前を変えることに賛成している人々の意見だ。
名前の変更に関しては、一般市民からの意見のヒアリングが行われる。任意の一般投票が8月末まで可能である。