最近の調査によると、ニュージーランドには4000人以上の子どもたちが一時的な仮住まい（そのほとんどがモーテル）に住んでいる。その中でも1000人以上が約1年にわたりそこで暮らしている。

2020年12月31日時点で、4137人の子どもたちがモーテルに住んでおり、中でも子どもを抱えたシングルペアレントの占める割合が多い。

多くの子どもたちがモーテルで育つ中、有識者の懸念は、家と呼べる場所を持たないこれらの子どもたちが安定性に欠けるということだ。

安定した生活を送った子どもは、成長して挑戦や困難に立ち向かう強さを持つからだ。

ニュージーランドとオーストラリア間のトラベルバブル（隔離期間なしの渡航）が開始されれば、住宅難の問題はさらに拍車がかかるだろう。